涼花堂～お針子な毎日～

ドールの浴衣や和風アクセサリなど、色々作ってます。日々の製作日記をつらつらと。

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

喜びは人それぞれ。

　イベントに参加すると、本当にたくさんの人に出逢い、作品に出逢います。「もの作り」と一言でまとめられてしまいますが、そこには実に様々な想いや形があると思います。
　先日友人と、「手作業をしている中でどこに喜びを見出すか」という話になりまして（^^;）。いや、別に特別真面目な話をしていたわけではないんですけどね。

　友人のコピー誌製作を手伝っている時に、友人は「作業効率が上がったことがわかると嬉しくなる」と言っていました。例えば紙を折るという作業をする時、「以前は100枚折るのに30分かかってたのが、20分で折れるようになるとやった！って思う」と話していました。私はというと、「折るための紙を100枚積み上げておいて、それが少しずつ減ると嬉しくなる。なくなるとやった！って思う」と話しました。
　やってる作業は同じなのに、やったって思うところは全然違うんだよね、なんて話をしてました。

　縫い物をしてる時もそうで、確かに出来上がってくのも楽しみなんですが、糸やパーツなどが減っていくと、何だか嬉しくなってきます。糸を一巻き使い切ったりなんかした日にゃ、ものすごい達成感（笑）。この減った分だけ色々作ったんだな、長い道のりを辿ってきたなって実感が湧くからかもしれない。減ってくるとどんどん買い足すのでなくなるということはあまりないんですが、どの材料も使い切ることを目的に買い込んでいます。増えてくより減ってく方が喜びを感じるかな。

　それをALKALOIDの聖さんに話したところ、彼女は「完成品が積みあがってくことに喜びを感じる」んですって。彼女のところは付属の小物などが多いので、服本体が出来上がっても完成品には至ってないことが多く、小物も含め袋に詰めて「完成品」としてできあがり、それが増えていくと喜びを感じるんだそうです。同じところに喜びを感じる方は、きっと他にもたくさんいらっしゃるでしょうね。

　きっと人の数だけ、色んな形の喜びがあるんでしょうね。色んなお話、聞いてみたいです。

　もちろん、会場でお買い上げくださったり、感想や暖かいお言葉をくださったり、それらは最高の喜びです！　イベントの度に必ず得られるものではないですが、だからこそ得られた時の喜びは半端ないです。今年はハンドメイド関係のイベントも数多く、むしろ被って参加できないものもあるくらいで、喜びを得られる機会にも恵まれ、大変嬉しい想いをさせてもらっています。

　まだまだ夏はこれから！　うちの勝負どころは夏なので（笑）、ますます気合入れて頑張りたいと思います！
　イベント会場で見かけたら構ってやってください♪

[1回]