ドールの浴衣や和風アクセサリなど、色々作ってます。
日々の製作日記をつらつらと。
と言っても2か所しか回ってないけど。でも結構歩いたので、なかなかのお散歩でした。
先週、水月さんとお逢いした時に「こんな展示があって、行きたいんですよね」とチラシを見せてもらって。友人と待ち合わせて、行ってきました「魔女の秘密展」。お話をくださった水月さんはご一緒できなかったのが残念ですが(^^;)。
原宿ラフォーレギャラリー、前にスチームガーデンで行ったことあったので、そんなに広い会場じゃないのはわかってたんですが、それぞれ間仕切りするとまた感じが違いますね。
名前からしてちょっとファンタジーっぽい雰囲気もあるじゃないですか。入口手前にはグッズコーナーがあって、導線の関係上、展示の前にグッズを見ることになるんですが、アクセサリーなどが多くてPOPな感じでした。入口はいわゆる日本のポップカルチャーから始まったので、結構軽い内容なのかなと思ったら、う~ん……。いや何というか。ぶっちゃけSAN値削られましたよね……。
色々刺激になったという意味では面白かったんですが、また色々と考えさせられる展示でもありました。人ってどこまで残酷になれるんだろうと思いつつ、その度合いって洋の東西でやっぱり違う気もするし、どっちがどうとは言えないんですけどね。ただ、やっぱりあぁ、現在で良かったと、日本で良かったと改めて実感する展示でした。説明はさらっとしてるんですけど、その背景を想像すると背筋が震えちゃうんですよね……。
一番食いついたのは、最後の方に展示されてた鬼女の錦絵でしたけどね! 全ての展示品の中で、最初のポップカルチャーも含め、日本の作品だけが異彩を放ってるような気がしました。あぁ、異文化なんだなって、実感した感じです。それが良いとか悪いとかではなく、また相容れないとかっていうことでもなく、根ざすものが根本的に違うんだなってことを実感したというか。
せっかく原宿まで行くのに見るのがそれだけなのはちょっと残念な気がして、他にも何か面白そうな展示はないかと探してみました。で、見つけたのが紅ミュージアムの「ミニチュア道具と百人一首」。展示期間は3/6までだったのでもう終わってしまっていますが、実に良かったです。
最初にお店の人が、紅についてその製造方法から性質から細かく教えてくれました。紅花から作る紅がどういうものか、そして昔の化粧品や化粧道具、どういう風に発展していったのかなど。私自身はあまり化粧をしないんですが、実に興味深かったです。もうね、見えるんですよ。赤い子が目をキラキラさせてぴょこぴょこ跳ねてるのが(笑)。
ミニチュア道具も、本当に細かくて、百人一首なんてすごく小さくて。全部が札入れに入るくらいですからね。しかも読み札には上の句しかなく、取り札には下の句しかないということなんですが、その下の句もわざとランダムに書いてあったり、裏を返せばそれなりの教養がなければ楽しむこともできず、何とレベルが高かったのだろうと感心させられます。
紅は、さすがに、自分のお土産にできるほど手頃なお値段ではないのですが、ちょっとした贈り物には良いかも。ついでで行ったはずの展示でしたが、得た物はとても多かったです。とにかく萌えた!(笑)
今年はあと絶対行きたいのは「伊藤若冲 生誕300周年展」。意外に展示期間が短いから、逃さないようにしなきゃ(><)。若冲は昔からファンなので、楽しみでなりません。
やっぱり日本がいいよ……。しみじみ……。
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